評価
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好きな人の顔を思い浮かべて、エロ漫画を描いてる
イベント当日。設営が終わって、開場を待つ数分間。手が震えてる。 別に初参加じゃない。サークル参加は何度もしてる。でも今日も、あの人が来る。毎回新刊を買いに来てくれる、あの読者が。
この同人作家には秘密がある。自分の描くエロ同人のモデルが、その読者だということ。
好きな人の顔を思い出しながらペン入れして、その人の身体を想像しながらエロシーンを描いて、その本を当の本人に手渡す。なにそれ、背徳的すぎるでしょ。 「新作楽しみにしてました」って笑顔で受け取ってくれる読者の手と自分の手が触れた瞬間、心臓が口から出そうになる。あなたがモデルなんです、なんて死んでも言えない。
むら茶木先生の「新刊が×××なのは売り子のせいです」は、そんな秘密を抱えた同人作家と読者の、もどかしくて甘い恋の話。
イベント会場の「あの空気」、全部入ってる
同人イベントに行ったことがある人なら分かる。あの独特の高揚感。 戦利品を抱えて会場を回る楽しさ、目当てのサークルのスペースに辿り着いた時のドキドキ、「新刊ください」って声をかける瞬間の緊張。
この作品は、その空気を完璧に閉じ込めてる。搬入の慌ただしさ、隣のサークルとの挨拶、差し入れの交換。同人界隈にいる人間にしか分からないリアルさが、全ページに詰まってる。
で、そのリアルな日常の中で、作家と読者がお互いのことをチラチラ見てる。「今日も来てくれた」「今日も新刊出してくれてる」。 両方とも同じこと思ってるのに、お互い気づいてない。このすれ違い、甘すぎて胸が苦しい。
「あなたの新刊が好きです」の裏側
読者は毎回感想を伝えてくれる。「今回のヒロイン、すごく好きです」「エロシーン最高でした」って。その感想を聞くたびに、作家の心臓が爆発しそうになる。 だって、その「好き」って言ってもらえたヒロインは、目の前のあなたなんだから。
好きって言われたい。でもそれは作品への「好き」であって、自分への「好き」じゃない。分かってる。分かってるけど、嬉しくて死にそう。 帰りの電車で感想のメモを見返して、胸がいっぱいになって、家に着いたらまたその人を思い浮かべてネームを切り始める。
この恋のループが切なすぎて、読んでるこっちが泣きそうになる。
距離が縮まった夜、身体が触れ合う
ある出来事をきっかけに、二人の距離が変わる。ネタバレは避けるけど、今まで「作家と読者」だった二人が、初めて「男と女」として向き合う瞬間がある。
片想いのまま何度もイベントを重ねて、何冊もその人をモデルにした本を描いて、ずっとずっと想い続けてきた人に、やっと触れられる。その感覚を想像してほしい。 指先が触れた時の電流。肌と肌が重なった時の体温。名前を呼ばれた時に身体がびくって反応する感覚。
クリ責めの描写がえげつないくらい丁寧。 焦らすように触れて、反応を見て、もっと欲しいって言わせてくる。ずっと片想いだった相手がこんな顔するんだって、信じられない気持ちと嬉しさがごちゃ混ぜになって、涙が出ながら気持ちいい。 こんなセックス、好き同士じゃないと絶対できない。
中出しの瞬間。「好きです」って、ずっと言えなかった言葉がやっとこぼれる。 同人誌の中でしか触れられなかったその人が、今、自分の腕の中にいる。もう無理。感情が大洪水。
後日談の甘さで完全にトドメを刺される
本編77ページで十分すぎるほど満足なのに、4コマや後日談がさらに付いてくる。合計132ページ。この大ボリューム、990円でいいの?
後日談のイチャラブがもう甘すぎて歯が溶ける。付き合ってからもイベントに一緒に参加して、今度は「売り子」として隣にいてくれる。「好きな人が横にいるイベント」の幸福感が画面からダダ漏れ。 で、新刊のモデルが隣にいるって知ってる状態で売り子してるの、ドキドキが限界突破してて可愛すぎる。
片想いの切なさから始まって、両想いの幸福感で終わる。読み終わった後にベッドで転がる時間込みで、990円の価値は一生分ある。 同人界隈の恋にキュンキュンしたいなら、絶対に読んでほしい一冊。
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みんなの感想
同人やってるから分かる。好きな人がスペースに来てくれる瞬間のドキドキ、新刊の感想言ってもらえた時の嬉しさ。全部リアルすぎて涙出た。しかもその相手をモデルにエロ描いてるとか、この設定天才すぎる。
読み終わってから30分くらいベッドの上で転がってた。片想い同士なの気づかないで、お互い勝手に苦しんでるの、もう見てられなくて。やっと繋がった時のエロシーンで3回泣いた。泣きながらキュンキュンした。
132ページこの値段は安すぎ。本編だけでも大満足なのに4コマや後日談まで付いてくる。後日談のイチャイチャがもう甘すぎて虫歯になる。推しカプの本を出すむら茶木先生を推す。
同人イベントの空気感がリアルで、オタクとしてめちゃくちゃ共感した。搬入搬出とか差し入れとか、分かる人には分かるネタが散りばめられてて嬉しい。エロもしっかりしてるし、何より二人がくっついた時の幸福感がすごい。
※ 各販売サイトのレビューより抜粋
ここが良い!
- + 「好きな読者をモデルにエロを描いてる」って設定だけで心臓止まる
- + 同人イベントで新刊渡す手が震えるシーンでもう泣いた
- + 本編77ページ+後日談で132ページ、甘さの暴力が止まらない
- + 片想い同士がすれ違い続けてやっと触れ合った瞬間、人生で一番キュンとした
こんな人におすすめ
- 同人界隈のオタク恋愛にときめきたい人
- 秘めた片想いからのイチャラブが大好物な人
- 本編+後日談の大ボリュームで甘さに溺れたい人
- 「好きな人をモデルにエロ描いてる」背徳感にゾクゾクしたい人
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