評価
義兄が来た日から、妹の恋は壊れ始めた
親父が再婚して、義兄の「ヒロ」が家に来た。それまで兄妹二人の空気感で成り立ってた家庭に、いきなり第三者がねじ込まれる。妹のまつりは思春期真っ只中で、それまで兄にぶつけてた感情の行き場がぐちゃぐちゃになっていく。荒井啓先生がCOMICホットミルクで連載してた作品で、約4年かけて全5話で完結。作中では10年の時間が流れるんだけど、その間にまつりの身体も心も全部変わっていくのがリアルすぎてゾクゾクする。
荒井啓先生の画力がこの作品で化けた
ずっと追ってた人ならわかると思うんだけど、この作品の荒井啓先生は明らかにギアが入ってる。まつりの身体つきがJK時代から大人になるまで微妙に変わっていくのを描き分けてるし、少しムッチリした太ももとか腰回りのラインがもうたまらん。しかもアングルの取り方がいちいちエロい。正常位で見下ろすカットとか、後ろから抱きしめてる時の腕の食い込み方とか、こだわりがすごすぎてページめくる手が止まらなかった。表情の描写も秀逸で、快感に流されそうになりながら罪悪感で顔を歪める瞬間が生々しく描かれてて、抜けるのにちゃんと感情移入もできる。
NTRなのか純愛なのか、読んでると分からなくなる
最初は義兄がまつりを寝取る展開かと思うじゃん。実際そういう方向に進むんだけど、読み進めていくと単純なNTRじゃないことに気づく。まつりの中で兄への想いと義兄への感情がぶつかり合って、本人すら自分の気持ちが分からなくなっている。10年って時間がかかるのはそういうことで、人間の感情ってその場の欲望だけじゃなくて、生活の中で少しずつ変質していくんだよな。荒井啓先生がまえがきで「人間は都合よくできてる」って書いてたらしいんだけど、まさにそれを体現してる。登場人物全員が自分勝手で、でもだからこそリアルに感じる。
316ページで1540円、ページ単価5円以下の暴力
全5話で316ページって、エロ漫画としてはかなりのボリュームだし、1ページあたり5円切ってくるコスパの良さ。しかも話数が進むごとにエロの濃度がぐんぐん上がっていくから、後半は手が止まらない。単話で読んでた人も知ってると思うけど、単行本だと一気読みできるのがでかい。話の区切りでいちいち待たされてた分、通して読むとまつりの感情の変化がストレートに伝わってきて、作品への印象がだいぶ変わる。兄妹NTRが好きな人はもちろん、ストーリーがしっかりしたエロ漫画を探してる人にもぶっ刺さるはず。
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みんなの感想
画力やアングルがまず良い。義兄による実妹NTRかと思いきや、そこから純愛ルートに入るのが意外で、続きがめちゃくちゃ気になった。
シュールな設定だけど、みんな人間味に溢れてる。性描写だけじゃなくて恋心とか背徳感の表現が引き込まれる。
少しムッチリした女の子の描き方が丁度良い。この作品で荒井啓のレベルがまた一段上がった気がする。
ストーリーとしてはありがちだけど、ピュアで結構エロくて何故か引き込まれる。読んでて気持ちが揺さぶられた。
※ 各販売サイトのレビューより抜粋
ここが良い!
- + 荒井啓先生の画力が過去最高レベルで身体のラインがリアルすぎる
- + 10年分の感情の変化が全5話に凝縮されていてストーリーに引き込まれる
- + 316Pで1540円、1ページ5円以下の破格コスパ
- + 義兄という存在が入り込む瞬間の空気感にゾクッとさせられる
こんな人におすすめ
- 兄妹の禁断恋愛にドキドキしたい人
- NTR展開の心理描写を味わいたい人
- 画力重視でエロ漫画を選びたい人
- 1冊で長く楽しめるボリューム作品を探してる人
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